教育点検・改善

 それぞれの委員会等が担当する内容に基づいて点検を行い、学科会議において全体の点検を実施し、最終的な点検情報を各教員が把握することができる。そして問題点が明らかになったとき、それぞれの委員会等が担当する内容に基づき修正案を作成し、教務委員会から最終案が学科会議に提出され,そこで改善策を決定する。各教員が学科会議の方針に基づき必要に応じて担当授業の改善を行う。


教育点検・改善システム概略

○教育点検・改善における各委員会などの役割

教育プログラム点検委員会

 教育プログラムの点検が主たる業務となる委員会である.必要に応じ改善案を答申する.

  • 各教員間ネットワークからの点検結果およびそれに基づく改善提案をとりまとめ検討する.
  • カリキュラム、教育環境などに関する学生の意見を収集すべく,学生を対象にアンケートを実施し、その結果をとりまとめ検討する.
  • 教育プログラム修了生の能力という観点から教育プログラムの妥当性を点検することを目的とし,卒業生の就職先企業に対しアンケートを実施し,その結果をとりまとめ検討する.
  • 教育プログラム外部評価委員会の点検結果をとりまとめ検討する.
  • 卒業生について学習・教育目標達成度を算出し、それぞれの教育目標についての達成度のバランスなどを点検する。

教育プログラム外部評価委員会

 主に社会の要求を本教育プログラムが満たしているかという観点から点検を行うための委員会であり、学科教員および学外者により構成される。委員会を開催し、学科教員が教育プログラムについて説明し、教育プログラムの点検を行う。また、必要に応じて学外委員に対して個別に説明を行い、意見を求める。必要に応じて改善案を答申する。

教員間連絡ネットワーク

 教育プログラムにおける各教育分野について、その分野の教育を担当する教員が集まり、教育内容の点検を行う。問題点がある場合は開講科目、開講時期などの変更案を作成する。

教務委員会

 教育プログラムの実施に関する実務をとりまとめる委員会であり、本委員会の委員のうち1名は工学部カリキュラム委員会の構成員でもある。本学科における教育プログラム全般に関して、学科内各委員会等からの改善提案や,工学部カリキュラム委員会を通した,学部,あるいは全学からの検討要求事項に基づいてカリキュラムの詳細設計を行う.また必要に応じて学部,あるいは全学に対し,教育システムに関する要求をまとめる.必要に応じて作業部会(WG)を設置する。

FD委員会

 教員個々の教授資質向上のための活動を行う委員会であり、本委員会の委員は工学部FD委員会の構成員でもある。工学部FD委員会と連携をとり、学部が開催するFDシンポジウムの企画、授業評価アンケートの実施、教員に対する啓蒙を行う。

学科会議

 上述の組織より提案された、学習・教育目標達成度やアンケート結果などについて、全教員で点検するとともに,提案された各種修正案について審議し、これを承認する。

工学部FD委員会

 工学部全体としてFD活動に取り組む委員会であり,工学部各学科のFD委員各1名が参画する.

工学部カリキュラム委員会

 工学部全体として教育プログラムの実施に関わる実務を担当する委員会であり,工学部各学科の教務委員各1名と,工学部教育・研究評議員および全学教育企画室兼任教員が参画する.全学からの依頼事項に対応するとともに,全学への提案をとりまとめる.

工学部教育企画室

 工学部教育・研究評議員を室長とし,工学部のカリキュラム委員会委員長,FD委員会委員長,進路指導委員会委員長,アドミッション委員会委員長,全学教育企画室兼任教員により構成される.工学部各委員会間の審議内容,全学教育企画室における審議内容に基づき,各委員会間に業務の調整を行う.

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